前略 将軍様  

将軍様 もう秋の風ですね  いかがお過ごしですか
離れて暮らすようになって早4ヶ月が過ぎました
転勤が決まり、引越しの日が近づくにつれて
夕食のときにやたら鼻をすすっていましたね。
風邪をひいていたのかと思っていたら
前回帰ったときもそうでした。
風邪ひいたの?なんて聞いたけど
涙がちょちょぎれていたのですね。
ダーは判っていましたよ


電話をくれたのは最初の一週間
私がすると「何か用か」
「何度も何度もうるさいなあ」
なんとなく声を聞きたくてもつれない言葉
ちょっと寂しかったですよ
でも考えようだと気がつきました
もし寂しいといわれたらこの地にいるもの辛くなるでしょう
「俺は大丈夫だ」と強がりを言うのは
安心させるためなのでしょうか

離れて初めて判る親の愛
とはほんとよく言ったものですね

今度のお彼岸に又ダーと帰ります。
将軍の好物を作りましょう
毎晩 しょっぱいものとお酒ではだめですよ
「俺はこんなの食わない」なんて
言わせない

無理にでも押さえつけてでも野菜を食べてもらう
そんな決意の娘です