将軍の特別な日

毎月11日は母の月命日 
将軍にとってこの日は大切な行事の日だ

7年程前に母を亡くした。
それまで10年ほど寝込んでいたので看取った時は
それなりの覚悟もできていた将軍と娘であった。
誰でも身内の不幸はつらいもの
それが夫婦となればなおさらというのは結婚してからわかった

その日が雨であろうと、嵐であろうとかならずお墓へ行く
明日にすれば? 今月は私が といっても熱があっても行く
自分で11日に行く事に意義があるらしい
そんなに想われている母も幸せである
どんな話をしているんだろう
不肖の娘の愚痴でも言っているのかな

ある時、人が将軍に言った
「奥さんは幸せだねえそんなに想われて」
「いやーー 女はあいつでこりごり」

あの世で母はすまし顔で
「それはこっちの台詞よ」と言っているに違いない

わたしも母に同感です