個人情報流失

よく勧誘の電話がかかってくる
ある日電話が鳴った

「お墓のお知らせですが〜〜奥様いらっちゃいますか」
「奥様は家にいません うちの奥さんに何か用ですか」
(ちょっとここで(ーー;)切れかかりながらも応対)
「お墓の御案内させていただいております」
「家の奥さんはもうすでに墓地に入ってますから 
そうねー入ってもう13年ほどになりますよ 
そういう事も調べないで失礼でしょ」
(眉間の皺 ピクピク) 
「それにねーなんで家の電話番号が判ったんですか」
(口調 かなり強め 悪く言えば喧嘩腰)


ある日はマンション勧誘
「マンションが新しく出来るのでそのお案内です」
「私は年金生活で慎ましく暮らしてるんだ 
え?いくらだって? そんな高いマンション 
家にはそんなお金ありません
それにねーなんで家の電話番号がわかるんだ 」
(眉間の皺 ピクピクピク) 

ある日は布団勧誘
「布団? この年寄りにはこれ以上長生きしても
使えないほどの布団なら腐るほど押入れに入ってるんだ
嘘だと思うなら見に来るか
それにねーなんで家の電話番号が判判るんだ」
(眉間の皺 ピクピクピクピク) 

ある日はエステ
「え?エステ? なんじゃそりゃー 
マッサージ? え?1万? 変なマッサージだろう
長年サラリーマンして東京まで通勤して
肩も凝りに凝ってる でもねー1万のマッサージって変だろう 
(おいおい エステです)
それにねーなんで家の電話番号が判かるんだ」
(眉間の皺 ピクピクピクピクピク)

ある時は証券会社
「あのねー 慎ましく年金暮らししてるんですよ
証券買うお金なんかありませんよ 
子供?子供一人いますけどねー
結婚して一緒に住んでますがねー 
子供は子供で親の金当てにしないで
どうにか生きて行くでしょう
それにねーなんで家の電話番号が判るんだ」
(眉間の皺 ピクピクピクピクピクピク)

将軍は勧誘の品物はどうでもいい
自宅の電話番号がどうして判ったのか 
そちらの方に興味があるようだ
「電話番号なんか教えてないのに何で判ったのか 
どこかで個人情報流出されたんだ 
今危ない商法がいっぱいあるんだから 
引っかかったら大変だ」

妻を13年前に亡くされた年金暮らしの男性 
子供と同居 
東京に通勤していた元サラリーマン 
墓地所有 
布団は押入れにいっぱい

将軍様 「うちは結構です」 
それで充分だが

今のところたいした個人情報はないが

危ない商法に引っかかってはならぬと
一生懸命電話の相手をして自ら 情報を
流出してるようで横で聞いてる私は
気が気ではない